お役立ちコラム
エレベーター点検について その2
エレベーター点検に課せられている義務と周期
こんにちは、エレベーターお役立ちブログ担当です。
当ブログでは大阪、兵庫、奈良、和歌山、滋賀、など
関西エリアのエレベーターに関するお役立ち情報を
発信していきたいと考えています。
●関連記事はこちら
本日もエレベーター点検について
少し書きたいと思います。
エレベーター点検の必要性
ビルなどに設置されているエレベーターですが、安心安全に利用するために、管理者には定期的な点検の義務が課せられています。
具体的には建築基準法第8条で「建築物の所有者、管理者又は占有者は、その建築物の敷地、構造及び建築設備を常時適法な状態に維持するように努めなければならない」と定められています。
エレベーター点検を怠ってしまうと、法律で罰せられます。
近年ではエレベーターに関する事故も増えていますので、管理者は定期的に点検を行う必要があると思われます。
また、エレベーターの耐用年数は25~30年(税法上の耐用年数は17年)となっていますので、長く使用する設備としては定期的なメンテナンスは欠かせません。
エレベーターの法定点検
エレベーター点検には周期があります。
車でいう車検のようなもので、法律で義務付けられている法定点検になるのですが、周期としては1年に1回です。
この法定点検を受けているものには[定期検査報告済証]が貼られています。
点検する内容はマンションやビルなどの建物によって異なりますが、主に昇降に問題がないか、扉の開閉に問題がないか、といったところです。
以前起きた事故では、ワイヤーロープ部破断・破損による火事などがあるので、その箇所は特に入念に点検を行う必要があると言えます。
エレベーターの定期点検
上記に述べた法定点検とは別に、エレベーターを安全に利用するために、業者によって定期点検を行っています。
この定期点検は、マンションやビルなど、各建物によってその周期は異なっています。
例えば、1ヶ月に2回,毎月1回,2ヶ月に1回などで、周期が決められているというわけではありません。
その理由は、点検回数はエレベーターを設置した業者によって定めているからです。
近年では法定点検以外の定期点検に力を入れている業者も増えてきています。
エレベーター点検時間について
点検箇所は、各社大きく変わりませんが、点検周期、点検時間は一律ではないです。それと点検項目が数ヶ月に1回の箇所と、法定点検で1年に1箇所の場所があります。交換部品が必要な場合は、メンテナンス時間は長くなります。一般に、点検回数の多い業者のほうが、時間は短くなります。所要時間は1時間~2時間くらいが目安です。
<豆知識>
独立系業者はメーカー系業者より費用が安い
エレベーターの検査・点検を請け負うメンテナンス業者には、「メーカー系」と「独立系」の2種類があります。メーカー系は東芝、三菱、日立などエレベーターを製造しているメーカーの系列会社、子会社で、基本的にはそのメーカーのエレベーターのみ点検やメンテナンスを行います。
独立系はメーカーとは無関係の業者で、契約先にあるさまざまなメーカーのエレベーターに対応します。実は、2種の業者を費用の面で比較すると、独立系のほうがメーカー系より2〜5割も安いというケースがあります。
コストダウンを狙うなら独立系業者が断然おすすめです。
もしコストダウンなど考えているのであれば
エレベーター点検などのご相談にも対応している
まずはジェイ・イーへご相談ください。
●関連記事はこちら