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エレベーターのリニューアルって必要なの?|エレベーター 大阪 神戸

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こんにちは、エレベーターお役立ちブログ担当です。

大阪/兵庫県(神戸エリア)/奈良などの

エレベーター業者をお探しの方へのエレベーターに関する

豆知識などを発信させていただきます。

 

今回は、お客様から時折いただく「エレベーターのリニューアルって必要なの?」というご質問について、お伝えしていきます。


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まず「リニューアルが必要なのか?」という質問については、「なぜリニューアルしないといけないのか?」という観点から考えていきましょう。


エレベーターの法定償却耐用年数は「17年」と法律で定められており、製造メーカーからの主要部品供給年数は概ね20年~25年となっております。

これは、エレベーター製造から「17年」で資産価値が無くなり、「20年~25年」で主要部品の供給が無くなる、ということですね。

「資産価値が無くなる」というのはそのままの意味ですが、「主要部品の供給が無くなる」というのはどういう事なのかというと…


例えば、ロープ式エレベーターの場合、25年以上前ですとまだ建物屋上にエレベーター用の機械室が設けられていたタイプのものが一般的でした。

この場合、主要部品のひとつである「巻上機」を介して、人がのるカゴとつり合いおもりがワイヤーロープによって「つるべ式(昔の井戸みたいなイメージですね)」につながっています。

もう一つの主要部品「制御盤(人間の体で例えると頭脳)」の指令により、巻上機の巻上モーターの回転速度を制御して、カゴを昇降させている仕組みです。


油圧式エレベーターでは、機械室内油圧ユニット(油を溜めるタンク)の油を、油圧バルブの制御によってユニットの電動機の力で昇降路内に送ったり、抜いたりしてカゴを昇降させています。

というわけで油圧式エレベーターの主要部品は基本的に「油圧バルブ」「油圧ユニット電動機(モーター)」「制御盤」になります。


まとめると、「巻上機」「制御盤」「油圧バルブ」「電動機」など主要部品の供給が、製造メーカーからできなくなる、という事になります。

仮に部品供給停止後にこれら主要部品が原因で故障となった場合、メーカーからは当然ながら部品が入手できません。

弊社では、同じエレベーター機種で保管していた中古部品があれば応急的に交換して復旧対応にあたることはありますが、それが無かった場合、最悪長期間の停止もしくは復旧不可能となってしまいかねません。

そうならないために、計画的に「エレベーターのリニューアルをしないといけない」のですね。


各製造メーカー(三菱、日立、東芝、フジテック、オーチス等)様からは既に1990年代までに製造された機種の部品供給停止が発表されています。

リニューアルするためには非常に高額な費用と時間がかかります。

当然、メーカー様も部品供給停止を発表してから実際に停止するまでの猶予期間は設けており、オーナー様にとっても保全計画や予算を検討する時間は多少ながらあると思います。

弊社では各メーカーに対応したリニューアル工事を実施しており、様々なプランもご用意しております。


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建物竣工後20年以上経過したエレベーターを管理されていらっしゃるお客様、お話だけでも構いませんのでぜひお気軽にご相談ください。

お客様のご要望にできる限りお応えしていきますので、ご連絡をお待ちしております。


いかがでしたでしょうか。

今回の内容や、その他気になる点などございましたらお気軽にご相談ください。

大阪から兵庫県(神戸)、奈良など地域密着にて

わかりやくすジェイ・イーの営業担当がご説明させていただきます。


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