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意外と知られていない?車いす兼用エレベーターについて|エレベーター 大阪 神戸

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こんにちは、エレベーターお役立ちブログ担当です。

大阪/兵庫県(神戸エリア)/奈良などの

エレベーター業者をお探しの方へのエレベーターに関する

豆知識を発信させていただきます。

 

今回は、車いす兼用のエレベーターについて、知っておくと今後役に立つかもしれない?豆知識をお伝えしていきます。


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みなさん、ショッピングモールなどで冒頭画像のような車いすマークが付いたエレベーターのボタンを一度は見たことがあるのではないでしょうか。

こちらのエレベーター呼び出しボタン、結論からいうと「車いす用エレベーターを優先的に呼び出す」機能があります。

どういうことかというと…


例えば、一般用のエレベーター1台、車いす兼用エレベーター1台が並んでいる8階建てのデパートで、自分が3階からエレベーターを呼び出すとしましょう。

一般用のエレベーターは4階で待機状態、車いす兼用エレベーターは7階で待機しているとします。

この場合、車いすマークの付いた呼び出しボタンを押すと、距離としては遠い、7階の車いす兼用エレベーターが優先されて3階に向かい、一般用エレベーターはそのまま待機状態、という動きになります。


もう一つの例として、上記の条件で今度は先に通常の呼び出しボタンを押した後、すぐに車いす用の呼び出しボタンを押したらどうなるでしょうか。


結論は、「両方ともカゴが3階に向かう」ことになります。

当然、近い方の一般用エレベーターが先に到着しますので、呼び出した人はこちらに乗ると思います。

呼び出した人には直接影響はないのですが、後に到着することになる車いす兼用エレベーターに乗っていた方にとってみれば「到着しても誰も乗ってこない」という現象が発生し、無駄足になってしまいます。

ですので、不必要に押すと車いす用のエレベーターが本当に必要な方を待たせてしまう可能性が高まってしまいます。


車いす用のエレベーターを必要としない場合は、両方のボタンを押すのを控えるようにすると建物全体の輸送効率も上がり、すべての人にメリットがありますので皆様も今後意識してみてはいかがでしょうか。


さて、これまでは車いす用の呼び出し機能について触れてきました。

車いす兼用エレベーターには他にも一般用とは違った機能が搭載されています。


・車いす用呼び出しボタンは一般用と比べて低い(車いすやお子様が押しやすい)位置に設置されている

・車いす利用者の方のために手すりや鏡が設置されている

・車いす用の乗場呼び出しボタンを押した時やカゴ内側面に設置されている車いす用操作盤のボタンで到着階を指定した時、到着した時の扉開放時間が通常約4秒→10秒程度に延長され、扉が閉まるスピードも遅くなる


などがあります。


カゴ内に設置されている鏡、これは車いす利用者の方のいわゆる「バックミラー」で、後方確認のためのものなんです。

車いすの方がカゴ内で方向転換するのは大変ですよね。

ですから、乗り込んだその向きのままで降りる時、後ろに人がいないことを確認するために付いているんです(身だしなみを整えるためではなかったんですね)。


いかがでしたでしょうか。

普段気にすることなく利用していたかもしれない車いす兼用エレベーターですが、通常のエレベーターとの違いを知って、今後みなさんがより安全に、そして快適に利用していただくことにつながれば幸いです。


その他、気になる点などございましたらお気軽にご相談ください。

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